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日本人に不足しがちな『栄養素』と自律神経の関係

日本人に不足しがちな栄養素のイメージ画像

自律神経と栄養の関係

自律神経の乱れと栄養の慢性的な不足

現代日本人の多くが抱える「なんとなくの不調」の原因は非常に複雑です。

 

その背景には、心理社会的要因などのストレスを必ず含みますが、自律神経の乱れと栄養の慢性的な不足が深く関係しているケースも当然少なくありません。

 

自律神経は、交感神経と副交感神経からなり、呼吸・心拍・血圧・消化・体温など、意識しない身体の働きを調整するシステムです。

 

その働きを支えているのが、次の3つの要素です

 

1.神経伝達物質の合成

2.神経細胞の膜電位の調整

3.代謝・エネルギー供給の安定

 

これらはすべて、ビタミン・ミネラル・アミノ酸などの栄養素を材料にしています。

 

今回は、特に日本人に不足しがちな栄養素のうち、自律神経の働きに直結するものに絞って整理し、それぞれの役割と影響について解説します。

不足しがちな栄養素と自律神経への影響

以下は、日本人の平均的な食生活・厚労省データ・臨床経験などから、特に不足しやすく、自律神経への影響が大きい栄養素です。

 

 【鉄(Fe)】

  1. 不足の背景:月経、肉類の摂取不足、精製食品の多用。
  2. 自律神経への影響:脳への酸素供給不足→集中力低下、疲労感、情緒不安定など。
  3. ポイント:ヘモグロビン値が正常でも、「フェリチン(貯蔵鉄)」が低ければ症状が出ることがあります。

 

【マグネシウム(Mg)】

  1. 不足の背景:白米中心の食事、ストレス、カフェイン・アルコールの多用。
  2. 自律神経への影響:神経の興奮抑制ができず、不眠・緊張・動悸・PMSなどに関連します。
  3. ポイント:神経のブレーキ役である「GABA」との相互作用で精神安定に寄与します。

 

【ビタミンB群(B1B6B12・葉酸)】

  1. 不足の背景:糖質中心の食生活、加工食品の摂取、ストレスによる消耗。
  2. 自律神経への影響:神経伝達物質(セロトニン・GABAなど)の合成不足、代謝低下、神経過敏など。
  3. ポイント:特にB6B12は“神経系の栄養素”と呼ばれ、不足すると末梢神経障害にも繋がります。

 

【亜鉛(Zn)

  1. 不足の背景:肉・魚の摂取量低下、吸収阻害因子(フィチン酸・カフェイン)
  2. 自律神経への影響:ホルモン・神経伝達物質の合成不良、気分の不安定、PMSや情緒の揺れなど。
  3. ポイント:鉄や銅とのバランスも重要。亜鉛単体の高用量摂取は注意が必要です。

 

【ビタミンC

  1. 不足の背景:加熱・保存による損失、ストレスによる需要増加。
  2. 自律神経への影響:副腎からのコルチゾール調整が不安定に→ストレス耐性が下がるなど。
  3. ポイント:鉄の吸収を高める働きもあるため、他栄養素との連携が重要になります。 

 

他にも、食物繊維やカルシウムなどは不足しがちですので、日々の食事で積極的に取っていきたい栄養素です。

 

栄養素は単に筋肉や体力をつけるためだけではなく、“神経の燃料”であり“制御装置”にもなります。

 

多くの自律神経症状に共通する

  • 疲れやすい
  • 不眠・過眠
  • 不安・イライラ
  • 食欲や消化の不調
  • 起立性調節障害のようなふらつき

 

これらは一見「心の問題」「生活習慣の乱れ」と片付けられがちですが、栄養の欠乏という物理的要因が背景にあることも忘れてはいけません。

 

特に慢性化した症状や、薬の効果が不安定な場合、「自律神経をどう整えるか」以前に「必要な材料(栄養素)がそろっているか?」の視点も重要です。

食事だけで栄養素は足りるのか?

厚労省の調査でも、日本人は以下の栄養素が慢性的に不足傾向にあります。

 

  • 鉄(特に女性・子ども)
  • マグネシウム
  • ビタミンB1B6
  • ビタミンC
  • 亜鉛
  • 食物繊維
  • カルシウム

 

特にストレスや不調があると、「必要量」が増えるのに、「摂取量」は減るというギャップが生まれやすく、結果的に見えない欠乏=機能性の低下につながります。

 

普段の食事だけでは心もとないのであれば、市販のサプリメントを3カ月程度試してみると良いでしょう。

 

それくらいであれば、ほぼ検査不要でも大丈夫です。(あくまで自己責任ですが)

 

自律神経の調整において、手技・心理アプローチ・生活習慣の見直しはもちろん重要ですが、「栄養=神経の土台」が整っていなければ、改善は一時的なものにとどまる可能性はあります。

 

何をやってもなかなか良くならない不調の場合、「はたして神経が働く材料は足りているか?」という視点を、一つの判断軸に加えてみてください。

 

改善するために出来る事の幅は、生活の全てにあると思うと良いでしょう。

 

投稿日:2025年7月12日

監修 折居 俊樹

‣整体院サンテ院長

‣整体師・カイロプラクター

‣福岡市東区志賀島出身

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