子どもの過敏性腸症候群でお悩みの方へ

福岡市 東区 整体院サンテ

登校前になるとお腹が痛くなる、授業中のトイレが不安になるなど、子どもの過敏性腸症候群では、お腹の症状だけでなく、「学校で困ったらどうしよう」という不安が生活に影響しやすくなります。
このページでは、子どもの過敏性腸症候群が続きやすくなる背景や、整体院サンテで行っている身体と生活面のサポートについて解説します。

子どもの過敏性腸症候群とは

子どもの過敏性腸症候群

過敏性腸症候群とは、検査で大きな異常が見つからないにもかかわらず、腹痛、下痢、便秘、お腹の張り、ガス、残便感などが続く状態です。

子どもの場合、登校前、授業中、給食のあと、テスト前、習い事の前、人との予定の前などに、お腹の不調が出やすくなります。

 

  • 腹痛が続く
  • 下痢や便秘を繰り返す
  • 登校前にお腹が痛くなる
  • 授業中のトイレが不安になる
  • 給食や昼食のあとにお腹が痛くなりやすい
  • お腹の張りやガスが気になる
  • 外出先でお腹が痛くならないか心配になる


子どもの過敏性腸症候群でつらいのは、お腹の症状そのものだけではありません。

「授業中にトイレへ行きたくなったらどうしよう」「友だちに知られたら恥ずかしい」「学校でお腹が痛くなったら困る」という不安が重なることで、登校や外出そのものが負担になっていきます。

注意が必要な子どもの腹痛・便通異常

子どもの腹痛や下痢、便秘の中には、医療機関での確認が必要なものもあり、次のような症状を伴う場合は、まず医療機関での確認を優先してください。
 

  • 血便がある
  • 強い腹痛が続いている
  • 発熱がある
  • 急な体重減少がある
  • 夜間に目が覚めるほどの下痢がある
  • 嘔吐を繰り返している
  • 食事や水分が取れない
  • ぐったりしている

検査で異常が見つかりにくい理由について

過敏性腸症候群は、血液検査や画像検査などで異常が見つからないことがあります。

これは、臓器そのものの異常でなく、腸の動き、腸の知覚過敏、自律神経による調整、不安や緊張が関係しているためです。

腸はストレスや緊張の影響を受けやすい臓器
、子どもの場合、登校前や授業中、テスト期間や受験、新学期の不安などが挙げられます。

また、学校でお腹が痛くなったり、トイレに行けずに困ったりした経験があると、似た場面で症状が出やすくなります。

子どもの過敏性腸症候群でよくあるお悩み

よくあるお悩み

子どもの過敏性腸症候群では、お腹の症状だけでなく、授業中にトイレへ行きにくい、友だちに知られたくない、外でお腹が痛くなるかもしれない不安などの悩みがあります。
 

  • 登校前になるとお腹が痛くなる
  • 学校に着く前にトイレへ行きたくなる
  • 授業中にトイレへ行きたくならないか不安
  • 給食や昼食のあとにお腹が痛くなりやすい
  • 下痢と便秘を繰り返している
  • お腹の張りやガスが気になる
  • 症状で学校を休む日が増える

 

子どもの過敏性腸症候群は、子どもだけでなく、保護者も関わり方に悩みやすい不調です。

「本当にお腹が痛いのか」「学校に行きたくないだけではないか」と見られることで、子どもが自分を責めたり、保護者も対応に迷ったりすることがあります。

また、トイレの不安は子どもにとって言い出しにくい悩みです。

授業中にトイレへ行くこと、友だちに知られること、間に合わなかったらどうしようと考えることが重なると、学校に行くこと自体が大きな負担になります。

その結果、お腹の症状だけでなく、本人の自己肯定感や親子関係にも影響が広がることがあります。

子どもの過敏性腸症候群が続きやすくなる背景

子どもの過敏性腸症候群

子どもの過敏性腸症候群が長引く背景には、病気への理解や対応が追いついていないこと、本人や保護者の心理的な負担が大きくなっていることなどが挙げられます。

腸の働きや知覚過敏に加えて、睡眠リズムの乱れ、疲労、学校生活の負担、不安、トイレに行きにくい環境、周囲に理解されないつらさが重なると、お腹の不調はさらに続きやすくなります。

登校前にお腹が反応しやすくなる

子どもの過敏性腸症候群では、学校へ行く時間が近づくとお腹が痛くなることがあります。

学校でお腹が痛くなった経験や、授業中にトイレへ行けずに困った経験が残っていると、登校前から身体が身構えやすくなるからです。

身体が緊張すると、呼吸が浅くなり、お腹まわりにも力が入り、腹痛や便意を感じやすくなります。

お腹の感覚に敏感になる

腹痛や下痢、便秘が続くと、以前なら受け流せていたお腹の張り、ガス、便意、違和感にも反応しやすくなります。

「またお腹が痛くなるかもしれない」「授業中にトイレへ行きたくなったらどうしよう」と考えるほど、お腹の感覚に意識が向きやすくなります。

これは単なる気にしすぎではなく、つらい状態が続く中で、「身体と心が警戒しやすくなった」と考えると分かりやすいです。

トイレ不安で学校が怖くなる

学校では、授業中に自由にトイレへ行きにくい、友だちに知られるのが恥ずかしい、先生に言い出しにくいなど、子どもにとって大きな不安になる場面があります。

つらい時期に無理をしないことは必要ですが、休む日が増えるほど、「学校に行くとお腹が痛くなる」「トイレに行けなかったら困る」という印象が強く残ります。

その結果、登校前から身体が緊張し、お腹の状態を気にするようになり、さらに不安が高まりやすくなります。

親も子も焦りが強くなる

お腹の不調で学校に行けない日が続くと、保護者も焦りや不安を感じます。

また、学校を休むと決まった途端に腹痛が落ち着いたり、家では元気に過ごせたりすると、本当にお腹が痛いのか疑ってしまうことがあります。

しかし、これは痛みが嘘ということではありません。

登校や授業中のトイレへの不安が強い時は、学校へ行くことそのものが身体の緊張につながり、腹痛や便意として現れやすくなります。

休んでいいと言われることで、その緊張がゆるみ、症状が落ち着くことは珍しくありません。

本人も行かなければいけないことは分かっているため、問い詰められるほど自分を責めやすくなります。

その結果、腹痛や便通の問題だけでなく、親子のコミュニケーションや学校の話題そのものが大きな負担になっていきます。

整体院サンテのサポート

ハートのマーク

整体院サンテでは、施術と日常生活の整理を通して、子どもの過敏性腸症候群に振り回されにくい状態づくりをサポートしています。

子どもの過敏性腸症候群は、腸の働きだけでなく、身体の緊張、不安、睡眠リズム、学校生活の負担、トイレ不安などとも関係します。

腹痛や便通だけを見るのではなく、どの場面でお腹が反応しやすいのか、どのような関わり方が本人や保護者の負担になっているのかを整理していくことが大切です。

状態の確認と整理

子どもの過敏性腸症候群は、症状の出方や生活の流れを整理することで、続きやすくなっている背景が見えやすくなります。
 

  • 登校前の腹痛
  • 下痢や便秘の状態
  • お腹の張りやガス
  • 授業中のトイレ不安
  • 給食や昼食後の不調
  • 睡眠リズム
  • 学校生活の負担
  • 親子で困っている場面


お腹の症状だけでなく、睡眠、食事、学校生活、心理的な負担、保護者の関わり方も含めて確認していきます。

身体の緊張を落ち着かせる施術

施術では、身体の反応をみながら、身体全体の緊張を落ち着かせていきます。

症状が長くなると、気づかないうちに身体に力が入ったり、呼吸が浅くなったりして、お腹まわりも緊張しやすくなります。

その結果、
身体が休まりにくくなり、お腹の違和感や便意に反応しやすくなったり、登校前や学校生活を不安に感じたりしやすくなります。


強く揉んだり、無理に矯正したりするのではなく、身体が自然と力を抜きやすい状態を目指して施術を行います。

日常生活での取り組み

子どもの過敏性腸症候群に振り回されにくくなるためには、施術だけでなく、日常での取り組みも欠かせません。

食事、睡眠、朝の過ごし方、トイレに行きやすい環境、学校との関わり方などを確認しながら、今の状態に合う生活の流れを作っていきます。

最初から不安をなくすことを目指すのではなく、まずは本人が「これなら大丈夫だった」と感じられる場面を少しずつ増やしていきます。

安心して施術を受けるために

整体院サンテでは、必要に応じて医療機関での確認を優先しながら、身体の緊張や生活上の不安を整理し、日常生活を送りやすい状態を目指すサポートを行っています。

※医療機関で行う診断や治療、薬に関する判断、改善の保証は行っていません。

血便がある、強い腹痛が続いている、発熱がある、急な体重減少がある、夜間に目が覚めるほどの下痢がある、嘔吐を繰り返している、食事や水分が取れない、ぐったりしている場合は、まず医療機関での確認を優先してください。

子どもの過敏性腸症候群でよくある質問

FAQ

子どもの過敏性腸症候群は病院に相談した方がいいですか?

腹痛、下痢、便秘、お腹の張りなどが続き、学校生活や日常生活に影響が出ている場合は、まず医療機関で相談してください。

医療機関で必要な確認を行ったうえで、身体の緊張、睡眠、食事、学校生活の負担、トイレ不安などを整理していくことが大切です。

登校前にお腹が痛くなるのは、なぜですか?

登校前に集中して腹痛が出ると、気持ちの問題に見えることがあります。

しかし、学校でお腹が痛くなった経験や、授業中にトイレへ行けなかった不安が残っていると、登校時間が近づくことで身体が緊張し、腹痛や便意として現れやすくなります。

学校を休むと決まった途端に腹痛が落ち着くことがあっても、痛みが嘘ということではありません。

自律神経は関係ありますか?

過敏性腸症候群は、腸の働きや感覚過敏、自律神経による調整と関係する不調です。

ただ、自律神経だけで原因を説明できるものではないため、睡眠や疲労などの身体面、不安やストレスなどの精神面、学校生活やトイレ環境などの環境面も含めて整理していく必要があります。

食事で気をつけることはありますか?

お腹の張りやガス、下痢が気になる場合は、ガスが発生しやすい食べ物や飲み物を一時的に控えることで、症状が落ち着きやすくなることがあります。

根菜類、キャベツやブロッコリーなどのアブラナ科の野菜、炭酸飲料、乳製品、ガムやアメ、たんぱく質に偏った食事、脂質の多い食事などは、人によってお腹の張りやガスにつながることがあります。

また、早食いやよく噛まずに食べる習慣は、飲み込む空気が増えやすく、お腹の張りにつながります。

ただし、これらは身体に必要な栄養を含む食品でもあるため、必要に応じて医療機関や専門家に相談してください。

学校に行けないことで焦ってしまいます

学校に行けない日が続くと、本人も保護者も焦るのは自然なことです。

しかし、登校を焦るほど、学校や授業中のトイレへの緊張が強くなり、結果的にお腹の不調が出やすくなることがあります。

遠回りに思えるかもしれませんが、体調、睡眠、食事、トイレ不安、学校との関わり方を整理しながら、今できる一歩を考えていくことが大切です。

子どもにどう接したらいいのかわかりません

まずは、腹痛やトイレ不安を、本人のやる気や意志の問題として責めないことです。

学校を休むと腹痛が落ち着いたり、午後になると元気になったりしても、それは「都合がいい嘘」ではなく、心身の負担が少ない場面では動きやすい状態だからです。

本人が安心して話せる環境をつくり、「どの時間なら動けそうか」「どの場面なら不安が少ないか」を確認しながら、できたことを積み重ねていく関わり方が必要です。

最後に

院内風景

子どもの過敏性腸症候群は、お腹の症状だけでなく、学校生活や親子関係にも影響しやすい不調です。

登校前の腹痛や、学校でのトイレの不安は、保護者が想像しているよりもつらいことがあります。

検査で異常がないなら、「気持ちの問題」と思われるかもしれませんが、過敏性腸症候群は本人のやる気や意志の問題ではありません。

お腹の症状だけではなく、腹痛が出やすい場面や、不安に思っていること、学校生活や家での関わり方がどのように影響しているのかを整理していくことが大切です。

整体院サンテでは、身体の緊張を落ち着かせる施術と、日常生活の整理を通して、過敏性腸症候群に振り回されにくい状態づくりをサポートしています。

まずは、今のお腹の不調が生活の中でどのように影響しているのかを整理するところから始めていきましょう。

執筆・参考資料

折居俊樹

【執筆】整体院サンテ 院長 折居俊樹

整体院サンテでは、福岡市東区 香椎・千早エリアで、自律神経の不調に悩む方へ向けて、身体の緊張や生活上の不安を整理しながら、日常生活を送りやすい状態づくりをサポートしています。

【参考資料】

  • 日本小児科学会
  • 日本小児心身医学会
  • 日本消化器病学会
  • 日本神経消化器病学会
  • 過敏性腸症候群(IBS)診療ガイドライン 2020
  • 慢性疼痛診療ガイドライン 2021
  • こころの情報サイト
  • 厚生労働省 e-ヘルスネット
  • MSDマニュアル家庭版

 

【最終更新日】2026年6月18日