自律神経のお悩みなら福岡市東区の整体院

整体院サンテ

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自律神経症状が治りにくい背景には何があるのか?
精神科や心療内科の盲点。

社内にてカウンセリングをする医師

はじめに【医療(精神科・心療内科)の役割とは?】

まず前提として、精神科や心療内科はとても重要な存在精神科や心療内科に通っていても、「根本的な改善を感じにくい」という声は少なくありません。

 

薬を飲んで症状が一時的に落ち着くことはあっても、数日するとまた戻ってしまう。

 

薬を飲んでもう何年も経つ。薬を飲んでいる時は軽くても飲まないと症状は軽減しない。

 

生活の中では相変わらず息苦しさや不安が相変わらず出てくる。

 

朝起きた瞬間から体が重い、気持ちを前向きにしようと思っても体がついてこない。

 

これらはよくあることです。

 

しかし、これはあなたが悪いわけでも、もちろん精神科や心療内科が悪いわけでもありません。

 

精神科や心療内科の治療には、「症状を抑えることは得意だけど、症状を生み出す背景には触れにくい」という構造的な“盲点”があると私は思います。

 

今日はその部分を、できるだけわかりやすくお伝えします。

です。

 

不安が強くて眠れない時や、気持ちが落ちすぎて危険がある時。

 

仕事や家庭生活に支障が出ている時など、薬や診察は症状が悪化するのを防ぐ安全装置として本当に大切です。

 

医療は「急性期の症状」に対して、症状コントロールする力を持っています。

 

これは整体や心理療法では代わりになれない最も大切な役割です。

 

ただし、それだけでは不十分な場合があるから「治りにくい」と悩む人が居るわけです。

 

それを私は“盲点”としています。

 

症状を生み出している原因そのものには、薬は直接触れることができない。

 

ここが治りにくさの出発点になります。

 

盲点①:薬は“症状”には効くが、“負荷”には届かない

不安、不眠、動悸、息苦しさ、ソワソワした感じ。

こういった症状は薬でコントロールができます。

 

ベンゾジアゼピン系薬剤やSSRI・SNRIはそういった症状を抑えてくれる、精神科や心療内科ならではのお薬です。

 

しかし、その症状を作り続けているのはたいてい、生活の中で積み重なっている「負荷」です。

 

・仕事などでの慢性的な寝不足

・緊張が抜けない生活環境(育児や介護)

・気を遣いすぎる人間関係や職場環境

・食事バランスの乱れ

・完璧主義や白黒思考などの思考の癖

 

薬は脳の働きを調整するものであって、こういった現実の生活による「負荷」に直接変化を与えることはできません。

 

症状を一時的に抑える事はできても、症状を生み出している状況や環境は、お薬では整えられないのです。

 

治りやすい人と、治りにくい人の差は、この「負荷の差」がとても大きいです。

 

盲点②:慢性の自律神経症状は“生活の中で進行する”

ストレス社会とよばれる今日、精神科や心療内科の患者数は年々増え続け、予約が取れない程の状況も珍しくありません。

 

当然、医師の方々は多忙で、診察も十分といえるほどの時間確保は難しいです。

 

もちろん必要な質問や観察はされているでしょうが、その時間で「どんな生活をしていたか」「どういう風に感じていたか」などを細かく把握することは難しいでしょう。

 

ましてや、それについて具体的なアドバイスをする時間を満足いくだけ取る事は現実不可能です。

 

これは、診療報酬の問題であり、国の問題だと私は思っています。

 

しかし、自律神経が乱れるのは、まさに日々の生活の中であることは明白です。

 

例えばですが①~⑤と進むケースはよくあります。

 

①人間関係や仕事関係でストレスがたまった

②ストレスから夜更かしや暴飲暴食が増えた

③休日は正午まで寝て、外出する気力がない

④家族や友人との時間が愉しめなくなった

⑤その状態が数か月…何も楽しくない。

 

このように日々の生活の負荷が積み重なることで、じわじわと悪化していったものが精神疾患や心身症、自律神経失調症です。

 

医療や薬の進歩は素晴らしいですが、生活の中で起きている変化をフォローできるものはありません。

 

それは患者さんの自助努力でしか成しえないものです。

 

しかし、それを実感している方は少ない。

 

生活習慣の大切さや、アドバイスを伝える時間が少ない。

 

これが二つ目の“盲点”です。

 

盲点③:心のストレスや「思考のクセ」は薬では整わない。

一番大きな盲点があります。

 

それは心理社会的ストレスや、思考のクセの問題は、薬だけでは整わないということです。

 

精神疾患や心身症、自律神経の乱れには、ストレスの受け方が強く影響します。

 

同じストレスでも「大丈夫だろう」と思う人、「迷惑をかけてしまう」と感じる人、「自分が頑張らないと」と背負い込む人、それぞれ体の反応はまったく違います。

 

人間関係のしんどさ、家庭の負担、仕事の責任、罪悪感、完璧主義、考えすぎる癖、金銭面の問題など

 

当然ですがこれらは、薬では変えられません。

 

そして、脳はこういった心のクセにとても敏感です。

 

これは薬が効く・効かないを左右するほどの問題です。

 

薬の限界と言っても過言ではないでしょう。

 

これが三つ目の“盲点”です。

 

治りづらい人とはどんな人か?

誤解されやすいところですが

 

治りづらい人=悪い人、努力していない人ではありません。

 

ただ単に、回復に必要な材料がまだ揃っていないだけです。

 

それはたとえば

・生活のリズムが整っていない

・ストレスの処理方法が身についていない

・呼吸が浅く酸素が十分に行きわたっていない

・お腹やみぞおちの緊張が抜ける体になっていない

・思考のパターンが不安型のまま

・周囲の理解や安心できる環境にいない

 

などの要素が必要な材料と言えるでしょう。

 

材料が揃うと、回復スピードは一気に変わります。

 

特に、思考の癖はストレスを生み出しもするし、減らしもする重要な要素です。

 

ストレスを受けないようにするためには周囲の理解も大切です。

 

周囲の理解を得るには、上手く自分の状況を説明する必要もあります。

 

しかし、それらは患者さん個人が成し遂げるのは難しい…

 

そういった状況を変えるには専門家のアドバイスが必要です。

 

整体院サンテのアプローチ:身体と心理の両面から「長引く背景」を整える

整体院サンテでは、症状だけを見るのではなく「その症状がなぜ長引いているのか?」という背景に焦点を当ててアプローチをします。

 

精神科や心療内科で扱われる症状そのものとは、少し違う角度からサポートしていくのが特徴です。

 

①まずはカウンセリングで背景を整理する。

 

サンテでは“身体の話を聞くだけ”では終わりません。

 

生活リズム、人間関係、ストレスのかかる場面、思考の癖、行動パターンなど、

自律神経の負担になっている背景を一緒に整理します。

 

「わかってるんだけど変えられない苦しみ」にも寄り添い、その人がコントロールしやすい部分から整える道筋を一緒に探します。

 

場合によっては、ご家族にも同席していただき現状を説明することで、周囲の理解を得やすい環境もサポートしています。

 

②手技療法(内臓調整・頭蓋調整)で身体の“余裕”を作る

 

背景が整理できても、身体に常に緊張が残っていると自律神経は休めません。

 

そこでサンテでは、

•呼吸が入りやすくなる内臓調整

•過緊張状態を緩める頭蓋調整

 

などを用いて、身体が“落ち着ける状態”をつくります。

 

これにより、しっかりと休める土台ができます。

 

極端な話し、疲労よりも回復が勝る状態を作るのが整体の目的です。

 

③心理療法(認知行動療法)を中心に据えた回復ステップ

 

サンテが他と大きく違うのは、心理療法を「補助」ではなく“中心”に置いていることです。

 

慢性化した自律神経症状の多くは、「わかっているけど変えられない」

という思考・行動パターンが背景にあります。

 

ここに対して

•ストレスの受け取り方

•考え方のクセ

•過剰な回避や頑張りすぎ

•生活リズムの整え方

 

などを、認知行動療法の視点から一つずつ調整します。

 

薬だけでは届きにくい“心の習慣”を改善することで、症状が自然に軽くなっていく流れをつくります。

 

④呼吸・セルフケア指導で「再発しない体」へ

 

最後は、再発を防ぎ、自律神経が安定しやすくなるように日常でできる呼吸法・セルフケアを提案します。

 

その人が今の状態で無理なくできること。

 

これを大切にして“続くケア”を一緒に作っていきます。

 

再発する人は、コレができていないからといっても過言ではありません。

 

思考の癖や生活習慣を変えず「薬を飲んでいたら治った」では、同じ様なストレスを受けて再発するのは当たり前なのです。

 

まとめ

精神科・心療内科は急性期にはなくてはならない存在ですが、薬には限界があります。

 

慢性の自律神経症状や心身症には、薬だけでは触れられない“背景”があり、その背景こそが治りにくい原因でもあります。

 

生活、心理、思考、身体

 

最低でもこの4つが整っていないと、症状はどうしても長引きます。

 

症状が長引いている人は、みんな本当に頑張っています。

 

仕事も、家事も、育児も、周りとの人間関係も、気づかないうちに、自律神経が限界になるまで踏ん張ってきた方がほとんどでしょう。

 

頑張りすぎて悪化したのに、頑張って治そうとしてはいけません。

 

大切なのは、症状そのものより、背景にあるストレスや生活リズムを整えていくことです。

 

サンテは、「理解していてもコントロールできない苦しみ」に寄り添いながら、あなたが自分で整えられる状態になるまでサポートします。

 

焦らなくていいので、ひとつずつ一緒に整えていきましょう。

 

投稿日:2025年11月26日

監修 折居 俊樹

‣整体院サンテ院長

‣整体師・カイロプラクター

‣福岡市東区志賀島出身

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