【自律神経失調症って何？】わかりやすく解説｜整体院サンテ

自律神経失調症とは、自律神経（交感神経と副交感神経）のバランスが崩れ、心身にさまざまな不調があらわれる状態をいいます。

検査では「異常なし」と言われても、体がだるい、息苦しい、動悸がする、めまいがする、眠れない…といった症状が続くことがあります。

自律神経は、呼吸・心拍・血圧・体温・消化・ホルモンなど、生命活動を自動でコントロールしている大切な神経です。

その働きが乱れると、体の調整機能がうまく働かず、あらゆる場所に不調が出てしまうのです。

〈代表的な症状〉

•動悸・息苦しさ・めまい

•頭痛・肩こり・耳鳴り

•胃腸の不調（食欲不振・下痢・便秘など）

•倦怠感・眠気・不眠

•不安感・焦り・落ち込み

自律神経失調症は、ひとつの原因で起こるわけではありません。

複数のストレスが重なり、体のバランスを保てなくなることで発症します。

〈主な原因〉

•精神的ストレス：人間関係・仕事・家庭・将来への不安など

•身体的ストレス：睡眠不足・過労・栄養の偏り・ホルモンバランスの変化

•環境の変化：気温差・騒音・光刺激・生活リズムの乱れ

•性格傾向：まじめ・責任感が強い・我慢しやすい人ほど影響を受けやすい

ストレスを感じると、脳の視床下部が刺激され、交感神経が過剰に働きます。

この状態が続くと、副交感神経とのバランスが崩れ、体が“ずっと緊張している”様な状態になります。

すると、呼吸が浅くなり、内臓や筋肉がこわばり、心も落ち着かなくなっていくのです。

自律神経失調症の特徴は、心と体のどちらにも症状が出ることです。

たとえば「体の疲れ」と思っていたら、実は「心の緊張」だったということも少なくありません。

•体 → 心：慢性的な疲労が続く → 気分が沈む

•心 → 体：ストレスや不安 → 胃痛や動悸が起こる

このように、自律神経の乱れは心身の双方向の関係の中で悪循環を起こします。

そのため、どちらか一方だけをケアしても、根本的な回復にはつながりにくいのです。

整体院サンテでは、自律神経失調症を「心と体のバランスが崩れた状態」として捉え、身体・心理の両面から整えるアプローチを行います。

▶ 手技療法による身体のアプローチ

内臓調整・頭蓋調整を中心に、身体のこわばりや呼吸の浅さを改善します。

自律神経の中枢である脳（視床下部）や内臓への負担を減らし、「リラックスできる体」をつくることが目的です。

▶ 心理療法による心のアプローチ

カウンセリングや認知行動療法（CBT）を通して、

ストレスへの反応や考え方のクセを整理していきます。

「自分ではどうにもできない緊張」や「頑張りすぎ」を少しずつ手放すことで、

自律神経が自然と安定していきます。

身体と心の両面に同時に働きかけることで、心身がもつ本来の「自己調整力」を引き出し、再発しにくい状態を目指します。

「自律神経の乱れは、誰にでも起こりうる“体のサイン”です。

無理を続けていると、体がブレーキをかけるように不調を出してくれます。

それは決して悪いことばかりではなく『身体の限界を知らせる』合図でもあります。

サンテでは、その合図を無視せず、体と心を同時に整えるお手伝いをしています。」

自律神経失調症は、目に見えない不調だからこそ、「怠け」や「気持ちの問題」と誤解されやすい症状です。

しかし、体は確かにサインを出しています。

呼吸、姿勢、内臓の動き、心の緊張──それらはすべてつながっています。

整体院サンテでは、「ココロとカラダを整える　新しい整体」として、自律神経の乱れを根本から整え、穏やかな日常へ導きます。