動く気になれない時の対処

 

慢性症状を抱える患者さんに、改善の為に運動を勧めても、なかなか乗り気になってくれません。

 

色々な理由がありますが、一番多いのが『動く気になれないから』です。

 

不眠症で寝不足な時や、機能性ディスペプシアなど、不快な症状を抱えている患者さんは、『こんなに自分って体力なかったっけ?』と落ち込んでしまい、休んで体力が充実するのを待ってしまいます。

 

その考えが実はダメです。

 

『ガソリンとバッテリー』だと思ってください。

 

車のエンジンがかからない時、他の計器に異常が無い場合に考えられる理由は2つです。

 

1つは、ガソリンがない時。もう1つは、バッテリーが上がっている時です。

 

ガソリンは体力です。『食べて休む事』で補充できます。

 

バッテリーは気力のようなものです。動くことで充電されます。

 

暫く乗っていない車のバッテリーは上がります。動かしていないからです。

 

もうお分かりですよね?

 

動く気になれない理由は、動いていないからです。

 

患者さんに体力がないからではありません。気力が尽きかけているのです。

 

誰かが牽引してくれたり、コードで充電してくれたりすれば良いのですが、

 

それは何時になるのか分からないので、とりあえず自分で動きましょう。

 

動く気になれない時の対処は、動く事でのみ解決できます。

 

投稿日:2022年9月13日

院長 折居俊樹(おりいとしき)

院長の折居です。
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整体院サンテ院長

整体師

カイロプラクター

スポーツトレーナー

自律神経調整師

剣道4段

福岡市東区志賀島生まれ。海と山、両方の自然を駆け回り育った野生児。整体への追及や意欲は、患者や同業者から『異常』や『変人』と畏れられる。

カイロプラクティック(ディバーシファイド・ガンステッド)・オステオパシー(内臓マニピュレーション・頭蓋マニピュレーション)の技術を中心に取得。

慢性疼痛治療の中心となる心理療法・運動療法を心療内科医・理学療法士に師事し習得。

その他、メンタルヘルスマネジメント・栄養学・薬学・漢方薬学・認知行動療法・睡眠法・呼吸法など各専門科に師事し習得。

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