脳はもともと怠け者

 

楽しいことや興味が湧くことには、誰に促されるでもなく進んで取り組めるのに、やらなければならないと分かっていても、辛いことや面倒なことは後回し。

 

面倒くさがりや、意志の弱さや、やる気や性格の問題だと思っているかもしれませんが、少し違います。

 

すぐに動けない事は誰にでもありますし、そもそも私たちの脳は、究極の怠け者なのです。

 

脳にとって最も優先すべきは『生命の維持』であって、そこに質の高い生活や、充実感は必要としません。

 

脳は、動くことを最小限に抑えて、エネルギー消費を減らし「現状維持」をすることが大好きなのです。

 

何か良くしようと行動を変えたり、頑張ったり、挑戦したりすることは、ただ生きるだけの状態には不必要な本能ですからね。

 

しかし、人には本能とは別に、様々な感情があります。

 

「こんな風に変わりたい」という感情は、怠け者の脳と反しているので、動けない自分に対して、葛藤を抱いてしまうわけです。

 

逆を言えば、脳さえやる気になってくれれば、「変わりたい」問題は解決します。

 

私たちの行動力の源は『ドーパミン』という脳の神経伝達物質です。

 

ドーパミンは、人の意欲を高めてくれたり、快楽を感じさせたりしてくれる、いわゆる『やる気スイッチ』のことで、脳の「側坐核」という個所が刺激されることで放出されます。

 

ここで重要なのは、刺激しないと「ドーパミンは働かない」ということです。

 

ドーパミンは「0のやる気を1にするものではなく、1のやる気を10や100に増やすもの」と思うと良いでしょう。

 

じゃあ、0を1にするにはどうしたらよいか?

 

答えは至ってシンプルです。

 

『とりあえず、やる』

 

それ以外にありません。

 

コツは色々あるので、それは次回またお話ししましょう。

 

投稿日:2023年6月23日

院長 折居俊樹(おりいとしき)

院長の折居です。
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整体院サンテ院長

整体師

カイロプラクター

スポーツトレーナー

自律神経調整師

剣道4段

福岡市東区志賀島生まれ。海と山、両方の自然を駆け回り育った野生児。整体への追及や意欲は、患者や同業者から『異常』や『変人』と畏れられる。

カイロプラクティック(ディバーシファイド・ガンステッド)・オステオパシー(内臓マニピュレーション・頭蓋マニピュレーション)の技術を中心に取得。

慢性疼痛治療の中心となる心理療法・運動療法を心療内科医・理学療法士に師事し習得。

その他、メンタルヘルスマネジメント・栄養学・薬学・漢方薬学・認知行動療法・睡眠法・呼吸法など各専門科に師事し習得。

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