痛みに目を向けなくするために

「押すなよ!絶対押すなよ!!」

 

と、言われると

 

「・・・逆に押したくなる」

 

という心理が人にはあります。

 

この現象を、アメリカで一部上映禁止になった「カリギュラ」が、逆に多くの人の興味を引いて話題になったことに由来して

 

「カリギュラ効果(現象)」と言います。

 

見てはいけない・やってはいけない・聞いてはいけない。などと思うと、かえって気になってしまう。

 

そんな経験は、皆さん思い当たるのではないでしょうか?

 

これは「痛み」についても同じことが言えます。

 

身体の不調や病気がある人は、痛み、脱力感、疲労、吐き気、その他の身体感覚などの、身体症状があることをとても心配します。

 

そして、身体的な症状が実際にあると、人は、その病気に対して過剰に反応してしまいます。

 

これを『身体症状症』といいます。

 

『症状の事を考えないようにしよう』と思えば思う程に、逆に気になってしまうのです。

 

気になると、身体は更に緊張してしまい「痛みの悪循環」のループに陥ってしまいます。

 

痛みに目を向けなくする方法は、

 

「痛みについて考えない」ではなく「他の事を考える」ことです。

 

もっと言えば「痛みとは関係のない行動をする」事です。

 

例えば趣味や本、会話、映画など何でも良いです。

 

そういえば、先日コンビニで

 

私の前で座り込んだ男性が、なぜかフリルの付いたパンツを履いていました。

 

見たくなかったのですが、見えてしまいました。

 

私は、何を買いに来たのか忘れてしまいました。

 

・・・そういう事です。

 

今の一瞬、人類の思考は、フリルのパンツを履いた男性に奪われた事でしょう。

投稿日:2023年2月17日

院長 折居俊樹(おりいとしき)

院長の折居です。
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整体院サンテ院長

整体師

カイロプラクター

スポーツトレーナー

自律神経調整師

剣道4段

福岡市東区志賀島生まれ。海と山、両方の自然を駆け回り育った野生児。整体への追及や意欲は、患者や同業者から『異常』や『変人』と畏れられる。

カイロプラクティック(ディバーシファイド・ガンステッド)・オステオパシー(内臓マニピュレーション・頭蓋マニピュレーション)の技術を中心に取得。

慢性疼痛治療の中心となる心理療法・運動療法を心療内科医・理学療法士に師事し習得。

その他、メンタルヘルスマネジメント・栄養学・薬学・漢方薬学・認知行動療法・睡眠法・呼吸法など各専門科に師事し習得。

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