代謝　＝　食事　＋　呼吸

「代謝」というのは、身体の中で行われる化学反応の総称です。

 

身体は、酸素や栄養素を体外から取り込んで、消化・吸収して活動に必要なエネルギーを生み出しています。

 

その一方、体内で不要になったものを老廃物として体外に排出します。

 

この様に、《体内の化学反応によって物質が変化する事》を代謝といいます。

 

基本的には、呼吸によって酸素を取り込み、食事によって栄養素を取り込みます。

 

実は、この2つのうち、どちらが欠けてもエネルギーは生み出されません。

 

栄養素を、酸化させることで、効率よくエネルギーを得ているからです。

 

極端な話ですが、息をするとエネルギーができる。という事です。

 

多くの方が、勘違いをされますが、食事だけを摂ったからと言って元気になるわけではないのです。

 

きちんとした呼吸というのは、寝たきりでもいけませんし、動かなすぎてもいけません。

 

そして、緊張状態では、呼吸の回数が減る事も大事なポイントです。

 

なんだか体調が優れない。

 

なんだか疲れやすい。

 

という方は、食事ではなく、呼吸低下による代謝低下が起こって、エネルギーが不足しているケースが多いです。

 

動かないと、余計に体力（エネルギー生産）が低下してしまうのは、そういった理由があるんですね。