家族ができるフォロー

 

慢性症状の中でも『精神疾患』を抱える場合、その家族の対応は重要です。

 

しかし、自分が体験したことのない症状や、想像ができない状況では、そのフォローは難しいものです。

 

例えば、家族の誰かがインフルエンザにかかったとします。

 

その状況、あなたならどうしますか?

 

熱や咳で辛そうな家族にしてあげるフォローは、だいたい見当がつくでしょう。

 

高校受験や大学受験ならどうでしょう?

 

おそらく、不合格を匂わせるような発言や、勉強の邪魔になるような行動は控えるでしょう。

 

エアコン問題もそうです。

 

暑がりと寒がりの体感温度は違います。

 

男女でも同じ職場で感じる温度は違うので、エアコンハラスメントなんて言葉が生まれるくらいです。

 

では、うつ病などの精神疾患はどうですか?

 

体験したことがある人なら、ある程度は想像できるでしょう。

 

しかし、同じ診断名だからと言って、まったく同じ症状はありません。

 

辛さも、不安も、焦りも、落ち込み方も、人それぞれで違います。

 

体験「済」でもそうなのに、「未」体験だと、想像は難しいです。

 

今や、家族の中に精神疾患を抱える人が居るのが珍しくない時代です。

 

「自分は罹った事が無いからわからない」では、対応がしにくくなっています。

 

症状を知る手段は何も勉強だけではありません。

 

該当者の声に耳を傾け、本人が辛いと言っているのは本当に辛いんだ。

 

そう思って「受け入れる」事から始めると、フォローがしやすくなります。

投稿日:2023年3月15日

院長 折居俊樹(おりいとしき)

院長の折居です。
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整体院サンテ院長

整体師

カイロプラクター

スポーツトレーナー

自律神経調整師

剣道4段

福岡市東区志賀島生まれ。海と山、両方の自然を駆け回り育った野生児。整体への追及や意欲は、患者や同業者から『異常』や『変人』と畏れられる。

カイロプラクティック(ディバーシファイド・ガンステッド)・オステオパシー(内臓マニピュレーション・頭蓋マニピュレーション)の技術を中心に取得。

慢性疼痛治療の中心となる心理療法・運動療法を心療内科医・理学療法士に師事し習得。

その他、メンタルヘルスマネジメント・栄養学・薬学・漢方薬学・認知行動療法・睡眠法・呼吸法など各専門科に師事し習得。

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