今できる事を、できるだけ多くやる

慢性症状を改善する際に、絶対に守らなければならないことがあります。

 

それは「できない事をやってはいけない」です。

 

「今」できない事にチャレンジしても、かえって症状が悪くなるからです。

 

例えば、慢性症状の改善に「運動」は非常に効果的です。

 

筋力トレーニング・ランニング・エクササイズ・色々な運動があります。

 

いざ、それらをやろうと思った時、患者さんの気持ち的には

 

「自分ならコレくらいはできるだろう」

 

というのがあります。

 

それが「現状」なら良いのですが、だいたいの患者さんのイメージは「元気な時の自分」です。

 

考えてみてください。

 

学生時代の様に今も動けると思いますか?

 

おそらく難しいでしょう。

 

何の症状もない人でさえ、学生時代の様な現役バリバリの運動をすると、筋肉痛だらけになり、1週間ほどスムーズに動けなくなります。

 

「学生時代の運動」なのか「元気な頃の運動」なのかは大して違いません。

 

逆に自信を無くされて、運動意欲をそがれる患者さんが多くいらっしゃいます。

 

「自分はこんなハズではなかったのに・・・」と思ってしまうのです。

 

それは、元気な人の「学生時代は動けていたのに・・・」と同じなのです。

 

理想を掲げるのは良い事ですが、物事順番があります。

 

『今できる事』で良いんです。

 

できない事は、今がその時ではないだけです。

 

継続していけば、ある程度はできる様になります。

 

色々な「今できる事」をこなしていくのです。

 

1つにこだわってはいけません。

 

『今できる事を、できるだけ多くやる』

 

慢性症状改善のスローガンですので、是非覚えておいてください。

投稿日:2023年2月21日

院長 折居俊樹(おりいとしき)

院長の折居です。
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整体院サンテ院長

整体師

カイロプラクター

スポーツトレーナー

自律神経調整師

剣道4段

福岡市東区志賀島生まれ。海と山、両方の自然を駆け回り育った野生児。整体への追及や意欲は、患者や同業者から『異常』や『変人』と畏れられる。

カイロプラクティック(ディバーシファイド・ガンステッド)・オステオパシー(内臓マニピュレーション・頭蓋マニピュレーション)の技術を中心に取得。

慢性疼痛治療の中心となる心理療法・運動療法を心療内科医・理学療法士に師事し習得。

その他、メンタルヘルスマネジメント・栄養学・薬学・漢方薬学・認知行動療法・睡眠法・呼吸法など各専門科に師事し習得。

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