人は他人には良いアドバイスができます。
それは、自分自身ではないからこそ持てる視点があるからです。
そういった視点は理性的でもありますので、結果的によい成果が生まれやすくもあります。
慢性疾患の治し方のコツは「いかに俯瞰して自分自身を見直せるか?」がとても重要です。
なので、仮に自分がアドバイスをするならば?とリアルに想像してみてください。
あなたの身近に慢性疾患を患っている人が居たとします。
その人はあなたにとってとても大切な人です。
痛みと不安で何も手につかず、ずっと苦しみ悩んでいます。
もしも、あなたがその人と四六時中一緒に居るとしたら、どの様なアドバイスをしてあげますか?
例えば、その人が『何もしたくない』と言っているとします。
栄養面で言えば「ご飯少しでも(胃に)入るもの食べようか?じゃないと余計にきつくなるよ」
逆に「今、ご飯が入らないなら無理しなくても後で食べれば良いんじゃない?」という事もあるでしょう。
気分が優れないと言うのであれば「家に居てキツイなら気晴らしに散歩でもしようか?気分が変わるかもよ?」
はたまた「別に何もしなくても良いんじゃない?ゆっくりする事も大切だよ」と言ったりもするでしょう。
眠れない夜に不安を抱くのであれば「スマホを見ずに音楽を聴いてみよう」「どうせ眠れないなら起きてみよう」など様々なケースが想像できるでしょう。
これらに共通する事として、とても大切な人にするアドバイスなので「どうにか楽になってほしいけれど、無理をしてはいけない」という視点が含まれているでしょう。
自分の事はともかく、他人の事なら気を使えますからね。
それもコツです。
自分を『大切な人』と思って、気を使ったアドバイスをしましょう。
焦らず、極端にならず、自暴自棄にならず、諦めず、時にはサボって、根気よく。
投稿日:2024年7月29日
院長の折居です。
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整体院サンテ院長
整体師
カイロプラクター
スポーツトレーナー
自律神経調整師
剣道4段
福岡市東区志賀島生まれ。海と山、両方の自然を駆け回り育った野生児。整体への追及や意欲は、患者や同業者から『異常』や『変人』と畏れられる。
カイロプラクティック(ディバーシファイド・ガンステッド)・オステオパシー(内臓マニピュレーション・頭蓋マニピュレーション)の技術を中心に取得。
慢性疼痛治療の中心となる心理療法・運動療法を心療内科医・理学療法士に師事し習得。
その他、メンタルヘルスマネジメント・栄養学・薬学・漢方薬学・認知行動療法・睡眠法・呼吸法など各専門科に師事し習得。
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