実際に施術を受けた際に「次回は○○日後に診ましょうね」と言われると思います。
次回施術までの期間の空き「施術間隔」はどの様に決められているのでしょうか?
私なりの施術間隔の決め方を、今回はお伝えしたいと思います。
※もちろん意見には個人差があります。
私の場合、最初の内は施術間隔を約1週間で取ります。
理由は「1週間で患者さんの心境や行動にどのような変化があるのか?」を知るためです。
急性症状であれば、初診から3日ほど詰めてしまって、冷罨法(炎症がある期間の施術)をしても良いのですが、慢性ではそれは意味がありません。
慢性症状は、患者さんの生活習慣で、治るのか・治らないのか、が決まります。
なので、患者さんが「何ができたのか」逆に「何ができないのか」を知る事で、次のアドバイスが変わってくるのです。
しばらくして、症状に改善の兆しが見えだしてきたところで「施術間隔」を2週間に伸ばします。
ここで、大切なのが「2週間を継続するのか」「また1週間に戻すのか」を見極める事です。
患者さんの中には、施術後1週間は大丈夫でも、10日ほど経ってから体調が崩れるケースは珍しくありません。
だからと言って、直ぐに1週間に戻すわけではないのですが、自分で立ち直る事が困難だと判断した場合は、間隔を戻すようにしています。
少し悪くなったからと言って、期間を戻し過ぎると、かえって自立が遠のくので、電話でアドバイスだけに留める事が多いです。
あとは、3週間・1か月と伸ばしていくだけです。
最終的には『自分では、どうしようもできない時はお立ち寄りください』と言っています。
この段階までくれば、もうすぐ卒業ですね。
投稿日:2023年1月24日
院長の折居です。
あなたのお悩みを解決します!
整体院サンテ院長
整体師
カイロプラクター
スポーツトレーナー
自律神経調整師
剣道4段
福岡市東区志賀島生まれ。海と山、両方の自然を駆け回り育った野生児。整体への追及や意欲は、患者や同業者から『異常』や『変人』と畏れられる。
カイロプラクティック(ディバーシファイド・ガンステッド)・オステオパシー(内臓マニピュレーション・頭蓋マニピュレーション)の技術を中心に取得。
慢性疼痛治療の中心となる心理療法・運動療法を心療内科医・理学療法士に師事し習得。
その他、メンタルヘルスマネジメント・栄養学・薬学・漢方薬学・認知行動療法・睡眠法・呼吸法など各専門科に師事し習得。
ブログ「『自律神経を整える』とは?基本的な考え方を徹底解説①」公開しました。
ブログ「梅雨時期に多い体調不良『気象病』の原因と対策」公開しました。
ブログ「「自律神経の乱れ」に本当に必要なアプローチとは?」公開しました。
ブログ「いつ治るのか?不調に見られる“回復の兆し”」公開しました。
ブログ「新学期に増える子供の自律神経症状と起立性調節障害(OD)」公開しました。
ブログ「『心のエンジン』のかけ方 後編(抑うつ状態向け)」公開しました。
ブログ「『心のエンジン』のかけかた 前編(日常の不調向け)」公開しました。