もはや国民病とまで言われる『花粉症』
春先になるとお悩みの方は、多いのではないでしょうか?
そもそも『花粉症』とは、花粉が原因で起こるアレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎のことです。
色んな花粉で起こりますが、代表的なものはスギとヒノキの花粉ですね。
そんな花粉症ですが、花粉のピークが過ぎたにも関わらず症状が治まらない方がいらっしゃいます。
6月以降もブタクサやイネ科の花粉が知られていますが、それだけではないのです。
実は、心理社会的要因がアレルギーの発症や経過に影響を及ぼすことが、心身医学の分野で古くから知られています。
例えば、気管支喘息は代表的なアレルギー疾患ですが、バラの花粉で喘息発作の起こる人が造花のバラでも発作を起こすこと報告されています。
もちろん、全てが心理社会的要因によるものというわけではありませんが、ストレスによる睡眠不足や疲労、過度の飲酒などによって、間接的に症状を悪化させるのは至極当然です。
意外に思われるかもしれませんが、心療内科では喘息の患者さんがものすごく多いと、知り合いの医師がおっしゃっていました。
花粉症が長引いている方は、適切な原因究明やそれに対するお薬は欠かせませんが、それ以上にストレスに対するケアは大切なのです。
国の対策として行われる『木の伐採』も大事ですが、そちらの面にも注目して対策していただきたいものですね。
投稿日:2023年6月13日
院長の折居です。
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整体院サンテ院長
整体師
カイロプラクター
スポーツトレーナー
自律神経調整師
剣道4段
福岡市東区志賀島生まれ。海と山、両方の自然を駆け回り育った野生児。整体への追及や意欲は、患者や同業者から『異常』や『変人』と畏れられる。
カイロプラクティック(ディバーシファイド・ガンステッド)・オステオパシー(内臓マニピュレーション・頭蓋マニピュレーション)の技術を中心に取得。
慢性疼痛治療の中心となる心理療法・運動療法を心療内科医・理学療法士に師事し習得。
その他、メンタルヘルスマネジメント・栄養学・薬学・漢方薬学・認知行動療法・睡眠法・呼吸法など各専門科に師事し習得。
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