私には、開院当初から抱えている「ある悩み」があります。
それは、自分がやっている「整体」を正確に伝えられない・・・という悩み。
当院に来院された患者さんにはわかると思いますが、私の「整体」は異色です。
普通「整体」と言えば、揉みほぐしや、骨関節の矯正、アクティベーター等の機材を用いた、いずれも侵襲的治療(整体なので侵襲的手技?)を連想されるかと思います。
非侵襲的治療の整体は、いわゆる気功や波動といったものがありますが、私はどちらかと言えば、それに近い気がしますが、そちらの勉強はしていません。
誰に倣ったでもなく、様々なガイドラインや医療レポートの勉強の末にたどり着いた手技(整体)なので、カテゴライズできません。
なので『どんな施術をするの?』と聞かれると、オリジナルとしか言えないので、ちょっと怪しくなります。
怪しくても、結果的に寛解された患者さんが多くいらっしゃるので、自信はありますが、如何せん、統計を取るには数字的に程遠いのが現状です。
そもそも『慢性』の症状を集学的ではなく、一人で(マルチタスクで)施術可能なのかのエビテンスは、学会や研究機関が無い以上、どの整体師にも出せないですしね。
カレー発祥の国の方に、日本のカレーライスを出しても、たぶん「これはカレーなの?」と思われるでしょう。
日本人が、アメリカのSUSHI屋に行ってカリフォルニアロールを出されて「これも・・・寿司?なのかなぁ?」と思うのと同じです。
私の整体を受けると、患者さんから「先生、これは何をしているんですか?」とよく言われます。
なお、Wikipediaによれば
整体(せいたい)とは、日本語では主に手技を用いた民間療法、代替医療を指す。
日本語としては、大正時代に用いられるようになった用語で、アメリカで誕生したカイロプラクティック・オステオパシー・スポンディロセラピーなどと日本古来の手技療法と組み合わせたものを、「整体」や「指圧」と名付けたのが始まりのようである。
現在、俗に用いられる意味では、カイロプラクティック(脊椎指圧療法)に似た骨格の矯正(主に脊椎)を目的とした手技療法を指して使われることが多い。
なお、中国語の「整体」は全体、総体、または全体観(ホーリズム)という概念を意味しており、日本語の体の筋骨を整える治療技術を指す整体とは意味が異なる。
たとえば「整体看護」は、プライマリーナーシング(受持看護師制、看護過程)の中国語訳である。中国語の整体は手技療法を意味しない。中国医学や中医学では、「整体」(整体観、整体観念)は基本概念のひとつである。
人間の身体を一つの統一性ある有機体と見なし、万物を相互に関連付けるといった考え方を意味しており、ユナニ医学(ギリシャ・アラビア医学)やアーユルヴェーダ(インド伝統医学)にも同様の概念が見られる。全体観は、伝統医学においてはよく見られる考え方である。
だそうです。
ん~、全体観ねぇ。一気にでかくなりましたね。
ほんと「整体」って何だ!?
投稿日:2023年4月26日
院長の折居です。
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整体院サンテ院長
整体師
カイロプラクター
スポーツトレーナー
自律神経調整師
剣道4段
福岡市東区志賀島生まれ。海と山、両方の自然を駆け回り育った野生児。整体への追及や意欲は、患者や同業者から『異常』や『変人』と畏れられる。
カイロプラクティック(ディバーシファイド・ガンステッド)・オステオパシー(内臓マニピュレーション・頭蓋マニピュレーション)の技術を中心に取得。
慢性疼痛治療の中心となる心理療法・運動療法を心療内科医・理学療法士に師事し習得。
その他、メンタルヘルスマネジメント・栄養学・薬学・漢方薬学・認知行動療法・睡眠法・呼吸法など各専門科に師事し習得。
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