人を動かすには『正論』よりも『共感』が先
その②

前回お話しした内容をザックリまとめると、正論とは

 

「その人が経験したからこそ、正しいと思える理論」と言えるでしょう。

 

では、未経験の人にどのようにして経験則の正論を説けばよいのでしょうか?

 

その答えが『共感』になります。

 

前回の私の話し方を、『共感』を交えて少し変えてみましょう。

 

「運動をしなかったら、よく眠れないので、運動しましょうか?」

 

 

「運動をやるのは不眠症の○○さんにとっては、まだお辛いでしょう。」

 

「はじめは散歩程度で疲れてしまうでしょう。」

 

「無理はしなくてもいいので、今できるペースで運動を始めましょうね。」

 

「今の状態で、買い物くらいは歩いて行けそうですか?」

 

と言うと、ほぼ確実に「やってみます」の回答がいただけます。

 

この文章の中で『共感』にあたるものは

 

「お辛いでしょう」と「疲れてしまうでしょう」の部分ですね。

 

私自身が患者さんの立場になってみて、患者さん自身が経験するであろう感情を、患者さん本人に言うことが『共感』になります。

 

助言の内容は大して変わらないのに、何故、共感を先にすることによって返答が変わってくるのでしょうか?

 

それは、また次回お話ししましょう。

投稿日:2022年12月23日

院長 折居俊樹(おりいとしき)

院長の折居です。
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整体院サンテ院長

整体師

カイロプラクター

スポーツトレーナー

自律神経調整師

剣道4段

福岡市東区志賀島生まれ。海と山、両方の自然を駆け回り育った野生児。整体への追及や意欲は、患者や同業者から『異常』や『変人』と畏れられる。

カイロプラクティック(ディバーシファイド・ガンステッド)・オステオパシー(内臓マニピュレーション・頭蓋マニピュレーション)の技術を中心に取得。

慢性疼痛治療の中心となる心理療法・運動療法を心療内科医・理学療法士に師事し習得。

その他、メンタルヘルスマネジメント・栄養学・薬学・漢方薬学・認知行動療法・睡眠法・呼吸法など各専門科に師事し習得。

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