身体を洗いすぎるとかえって傷む

身体には、目には見えない極薄のバリアのようなモノがあります。

 

皮膚の『角質』髪の『キューティクル』歯の『エナメル質』という層が、バリアの役割として、外部刺激から本体を守る役割を担っています。

 

そのバリアの上に付くのが、汚れやバイ菌と言われているもので、垢とよばれるものは古くなった角質や、皮脂の成分などの混合です。

 

現代では、生活水準の向上から風呂に入る事はもちろん、身体を洗う頻度がかなり多くなってきました。

 

ここで問題なのが『洗いすぎ』による肌や髪の劣化です。

 

先に書いた角質などのバリアは、非常に薄くできているためゴシゴシこすったりすると破れたり傷んだりします。

 

そうすると、肌の潤い成分が外に出やすくなるので、シミやシワができやすくなります。

 

エステや美容院でもよく言われますが『優しく洗う』のが身体を洗う全ての基本で、それ以上頑張って洗っても効果はないどころか、逆に傷んでしまうのです。

 

しかも、人の身体は洋服と違って汚れが染み込むことは(ほぼ)ありません。

 

実はお湯で洗うだけで取れる汚れがほとんどです。

 

お化粧や整髪料の類も、メイク落としやシャンプーの成分で浮かして落としているので、ゴシゴシと擦る必要はないのです。

 

臭いでも同じことが言えます。

 

洗いすぎると、常在菌のバランスが崩れてしまう為、かえって体臭がきつくなる研究報告があります。

 

不潔なのは良くないのですが、清潔を意識しすぎて身体を洗いすぎてしまうと、逆に不潔な状態になったりするので注意しましょう。

投稿日:2022年12月17日

院長 折居俊樹(おりいとしき)

院長の折居です。
あなたのお悩みを解決します!​

整体院サンテ院長

整体師

カイロプラクター

スポーツトレーナー

自律神経調整師

剣道4段

福岡市東区志賀島生まれ。海と山、両方の自然を駆け回り育った野生児。整体への追及や意欲は、患者や同業者から『異常』や『変人』と畏れられる。

カイロプラクティック(ディバーシファイド・ガンステッド)・オステオパシー(内臓マニピュレーション・頭蓋マニピュレーション)の技術を中心に取得。

慢性疼痛治療の中心となる心理療法・運動療法を心療内科医・理学療法士に師事し習得。

その他、メンタルヘルスマネジメント・栄養学・薬学・漢方薬学・認知行動療法・睡眠法・呼吸法など各専門科に師事し習得。

関連するページのご紹介

こちらのページを読んだ方には、下記のページもよく読まれています。ぜひご一読ください。

お気軽にご相談下さい

お問合せご相談はこちら
受付時間
火曜~日曜 10:00~20:00
(完全予約制)
定休日
月曜・祝日
パソコン|モバイル
ページトップに戻る