膝の手術回避！1番の要因は『人間関係』

膝の半月板を損失して、手術を余儀なくされていた患者さんです。

半年ほど前に膝の痛みを訴えて、色々な対処をされていましたが、中々痛みがとれず悩まれていました。

『手術をすれば、しばらく安静やリハビリで日常生活が送れず、職場にも、家族にも迷惑をかけてしまう』

なかなか良いタイミングもなく、だからと言って痛みでそれどころではない

そんな方は非常に多いです。

____________________

今回の膝の痛みの原因はどこか？

『半月板』と思うかもしれませんが、たぶん違います。

基本的に、半月板などの軟骨には神経、血管は通っておらず、もちろん痛覚もありません。

(※半月板の内側の大部分には神経や血管は通っておらず、ほんの一部だけ感覚受容器があります。)

そう考えると、手術で痛みが取れるのかは個人的に疑問に思っています。

実際に『変形性膝関節症』や、前十字靱帯』を損失されていた患者さんも、手術なしで改善してきました。

____________________

結果的に、今回1番大きかった要因は『人間関係』でした。

慢性に慣れてくると【普通】の事ですが、患者さんからすれば【なんで？】となります。

慢性疼痛は、必ず心理社会的要因を含みますからね。

ストレスでお腹が痛くなる様に、膝や腰が痛くなっても不思議じゃありません。

その説明と、対処を教え、自力で緩まない箇所を緩める施術をする。

僕がやるべき事はそれ以外ありません。

癌でも、難病でも、手術不可避の事でも、治る範囲なら、それで治ります。