整体一問一答①　失恋でぎっくり腰になる？

今回は、今まで何を書いてきたか忘れたので、整体の健康や治療の情報について思いついた事を一問一答形式でお答えしようと思います。

『えっ、なんで？』と思う個所もあるかもしれませんが、あくまで個人的な意見だと思って参考程度に見てください。

今後もネタに困ったらたまにやろうかと思います。

Q：筋肉を揉むと緩む

A：場合によっては緩みません

解説：揉んだ結果ではなく、気持ちがいいと結果的に緩まります。逆に我慢するほど強い揉みだと筋肉が痛んで硬くなります。

Q：骨格矯正で体の歪みが正せる

A：正せません

解説：矯正の目的は関節に動きを付けることで、角度や形が変わることはありません。姿勢維持には筋力が必要です。

Q： 矯正で痛みがとれる

A： とれる事もあります

解説：痛みを感じている筋肉が、矯正を受けることで「ゲートコントロール（情報の上書き）」や「キャビテーションのよる損傷」が起こります。結果的に治癒が促進されることも、その場で痛みを感じなくなることもあります。

Q：産後の骨盤は骨盤矯正で締まる

A：関係ありません

解説：出産のために骨盤底筋群が緩み、骨盤は開きます。ある程度は産褥期で元に戻りますが、骨盤矯正では締まりません。引き締めたいならケーゲル体操などが必要です。

Q：『痛み止め』は痛みを止めるお薬

A：炎症止めか、解熱です

解説：ロキソニンなどの「エヌセイズ」は炎症を抑える薬。アセトアミノフェンは解熱の薬。筋・筋膜性疼痛のような痛みには効果はありません。

Q：靭帯が切れると今後ずっと痛む

A：あまり関係ありません

解説：靭帯はあくまで関節を上手く支えるための筋肉です。確かに、切れたり切除したりすると、関節が緩くなって支えが効きにくくなりますが、それで痛むかは別問題です。

Q：内臓の痛みは身体に出る

A：よく出ます

解説：内臓からの情報が内臓求心性神経を通って中枢に伝わり、運動神経を介して骨格筋を収縮させる反射を、内臓-体性反射と言います。逆もあります。

Q：痛いと動かさない方がいい

A：急性と慢性で逆になります

解説：急性の場合、炎症が引くまでは安静に。慢性の場合、多少痛くても動かさないといけません。

Q：狭窄症で腰痛になる

A：なりません

解説：狭窄症は年齢とともに絶対にでる症状です。腰痛の原因ではありません。あくまで筋肉の緊張で痛みます。

Q：失恋で痛みが出ることがある

A：あります

解説：リアルな話、年に何人か失恋でギックリ腰になる方がいらっしゃいます。失恋は大きな心理社会的要因になります。

えらくランダムな感じになりましたが、今日はこのへんで。

他に聞きたいことがありましたら、どうにかして情報をお寄せください。