コミュニケーションが上手くいくコツ

お互いの気持ちを伝え合う『コミュニケーション』は、キャッチボールによく例えられますね。

キャッチボールやった事あります？

上手な人ほど、相手が受け取りやすい所にボールを投げてくれます。

逆に下手な人ほど、相手が取れないような所にボールを投げることがあります。

これはコントロールの問題ですが、コミュニケーションに置き換えるなら、さしずめ『言い方』の問題でしょうか。

相手に伝わりやすく、誤解されにくい、しかも、言ってほしい事を言ってくれる、自分の事を分かってくれる様な人は、『言い方が良い』と言えるでしょう。

上手な『言い方』をしてくれると、その言葉は受け入れやすく、素直に聞くことができますから、コミュニケーションにおいて『言い方』はとても大切です。

そんなキャッチボールならストレスなく受ける事ができます。

ならば、その逆はどうですか？

コミュニケーションにストレスを感じる理由は『相手の言い方が悪い』から？

それも理由の一つでしょう。

到底受け取れないような暴言を吐いたり、皮肉を言ったりされると、受け取るのも嫌になります。

しかし、それ以外にもストレスを感じる事はあるのです。

それは『受け取り方が下手な相手』とコミュニケーションをとる時です。

たまに居ません？

何をどういう風に言っても機嫌が悪くなる人。

キャッチボールで例えるなら、自分が少しでも気に入らない所にボールを投げられると『どこに投げてるんだよ！下手くそが！！』と、機嫌を損ねます。

そんな人とコミュニケーションを取るのは誰だって嫌です。

しかし、不眠症や不安症などのストレス状態が続くと、誰しもそのような状態になります。

仕事で患者さんを相手にしている方なら「今は状態が悪いからなぁ」と割り切れますが、普通の方はそうは思わないでしょうね。

何を言っても逆効果になるコミュニケーションを取っていると、相手に呆れられたり、キツイ言い方をされたりするのは、火を見るよりも明らか。

それを「ストレスが溜まっているから仕方ないでしょ！」と、責めるのもお門違いです。

普通の相手は、心理士でもカウンセラーでもないのですから。

受け取る側にも、受け取る範囲を広げなければキャッチボールは成立しない。と自覚する必要があります。

相手が受け取りやすい『言い方』

その言葉を良い方に捉える『受け取り方』

両方そろって初めてコミュニケーションです。

寝不足・運動不足・栄養不足・考え方の偏りなどで余裕はなくなります。

言い方も、受け取り方も、余裕がない時に限って下手になります。

下手なのは『相手の言い方』なのか？

それとも『自分の受け取り方』なのか？

コミュニケーションにストレスを感じた時は、よく考えてくださいね。