ブログを書くにあたって

なるべく専門用語を使わない様にしています。

『自律神経の乱れ』くらいなら、流行っているので、何となくわかるかも知れませんが『機能性身体症状』や『心身の反応』と書くと患者さんは読みたくなくなるでしょう。

詳しく言えば違う意味なのですが、専門用語や専門知識なしでは説明が不可能です。

なので、あえて『自律神経の乱れ』と書いています。

他にも、色々ありますが『問診時の説明と書いている事が違う』なんて思わないでやって下さい。

思われるだけで泣きます。

専門用語がわかりにくいからと言って、造語や証明できていない用語は、患者さんに誤解を招きます。

例えば、『自律神経も乱れ』や『ホルモンバランス』です。

今は情報化社会なので、調べれば沢山検索できますが『自律神経の働き』や『ホルモンの働き』の全ては、未だ解明されていません。

今ある情報は、氷山の一角です。全貌は100年後でも不明のままでしょう。

それをあたかも全て知っているかの様に書くのは、何となくポリシーに反します。

ですが、便宜上使わないと他に書けないケースがあります。

そういった場合は、ブログか問診時にきちんと説明しますのでご容赦下さい。

《怪しい用語一覧》

自律神経を整える・ホルモンバランスを整える・腸脳相関・筋膜リリース・SIBO・リーキーガット・グリンパティックシステム・・・他

ほんと多いな。

痛みを意味する『疼痛』、疼痛以外にも病態も含む意味で『症状』

当院が『慢性疼痛専門』ではなく『慢性症状専門』と書いているのには、個人的なこだわりがあります。

普通、整体院は『疼痛』だけを診る場所と思われがちですが、疼痛には他の病態（病気ではなく、その状態）が付き物です。

慢性頭痛（疼痛）がある患者さんが、不眠症（病態）を患っていたとします。

私は、頭痛改善のために不眠症も診ています。

その為の勉強はしていますが、イメージ的に整体で不眠症を診る先生は少ないです。

『ウチは疼痛だけじゃなくて、慢性なら症状も診れるんだよ～』って思いを込めて『慢性症状専門』にしています。

心療内科の先生が！見たら『この素人が！』って怒られそうですけどね。

ひいっ！！！