忍者になりたくて

突然ですが、僕は昔、忍者に憧れていました。

というか、めちゃくちゃ高くジャンプできる人になりたかったんです。

本当か嘘かわかりませんが、忍者はジャンプ力を鍛えるために『麻の木』を植えて、それを毎日跳んでいたらしいです。

麻の木の成長速度は非常に早かったらしく、植えて1年もすれば2～3メートル程に達するのだとか。

これを知った当時、私は好奇心旺盛で馬鹿な小学生でした。

なので、庭にあった木か何かわかりませんが、花みたいなのを夏休みに跳んでいた事を覚えています。

忍ぶ者と書いて『忍者』

辛い修行に耐え忍ぶつもりでしたがものの１週間くらいで忘れてしまい、結果は常人と変わらぬ跳躍力の持ち主になりました。

もしも、あの時、辞めずに今日まで続けていたら、今頃は２階のベランダくらいまで、ジャンプできたのでしょうか？

もちろん、人として限界はあるでしょうが、確実に今よりも身長もジャンプ力も伸びていたに違いありません。

大切なのは『どんな形であれ継続すること』です。

ジャンプじゃなくても、軽く跨ぐ程度で良いから、それでも毎日やることで可能性は紡がれます。

ハードルは下げてもいいから、降ろしてはいけません。

大人になると、変に賢くなってしまい、自分の可能性を自分で見限ってしまいます。

子供のころの何でもできそうなワクワク感を思い出して下さい。

人生の天井なんか見ず、チャレンジする心を忘れないで下さい。

ついでに、忘れないでください。

麻の木（大麻）を植えると、たぶん逮捕されます。