常識の盲点を突いた折居オリジナル「マイ枕」の作り方

そもそも、既製品で満足いかない理由は「高さ」にあります。

お店で試した時は高さバッチリでも、しばらく使っているとヘタって低くなります。

これは、羽毛やウレタン系の枕に多く、テンピュールでも同じ結果になります。

ヘタる理由は、空気が抜けたり、汗や湿気で収縮したりするからです。

定期的に洗濯機に入れて乾燥させれば、型崩れしても、そこそこ元に戻りますが、やっぱりすぐにヘタります。

そば殻やパイプ系はそもそも硬くて高いので苦手な方もいるのではないでしょうか。

よく「タオルを丸めた枕」を聞きますが、正直毎回巻き巻きするのは面倒ですし、寝ている内に崩れたりします。

材質は好みで選んで良いですが、工程の都合上「羽毛」をお勧めします。

羽毛は先に書いた通りヘタれますが、沈み込むので頭の形にジャストフィットします。

作り方は簡単で「枕カバー」を３枚ほど用意します。

一枚目は「ファスナー型」

これでおおよその形が整います。

このままではヘタるので、さらに上から枕カバーで覆います。

カバーは一枚って決まりないもんね！！

二枚目は「ファスナー型」か「ボックス型」

一枚目で形が整っていても、寝てみて低いなら、二枚目もファスナー型が良いでしょう。かなり形や高さが安定します。

ちょうどいいならボックス型でも大丈夫です。

それで寝てみてヘタるならば更に三枚目で覆います。

枕カバーの枚数を重ねれば重ねるだけ、上に膨らんでいきますが、羽毛ならば頭の重さで潰されるので問題ありません。

カバーが四枚以上必要なら、そもそも枕が低すぎます。

いくら潰れると言っても限界はありますので、カバーが破れない範囲に留めましょう。

高さを枕カバーでカバーしているわけですから（シャレじゃないよ）、破れては意味がありません。

二重三重に覆っているので、安物でも羽が飛び出さない安心機能付き！

あとは、汗でカビが繁殖しないよう洗濯やファブリーズを忘れずに。

今宵は気持ちよく「スヤ～」しましょう。