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先生は悩むことはないんですか?

 

同業の先生から「患者さんの事で悩みませんか?」と質問をされたので、お答えしようと思います。

 

患者さんにも同じような質問をたまにされるので、何か解決の糸口になればと思います。

 

Q【先生は患者さんの事で悩むことはないんですか?】

 

A『考える事はあっても悩む事はしないようにしています』

 

患者さんのお悩みを伺っていると「もらう」と以前書いた事があります。

 

患者さんの苦しい胸の内を聞いていると、自分自身の体験から共感して涙が出る事は今でも珍しくありません。

 

ただ、そればかりだと冷静な判断が下せなくなってしまうので、冷静になれる様に自分をコントロールしています。

 

コントロールの仕方はマラソンをイメージするとわかりやすいでしょう。

 

これは、悩みを持ちかけられた「施術者」の立場であっても、実際に悩んでいる「本人」の立場であっても考え方は同じです。

 

悩んでいる患者さんはゴールを目指して走る「選手」

 

施術者は選手に寄り添って指示を出す「伴走者」とイメージしましょう。

 

ルールとして『実際に走るのは選手(患者)であり、誰にも代走はできない事実』を絶対に忘れてはいけません。

 

結論から言えば、私は「患者さんの悩み」に共感はしますが、同時に「他人の悩み」と割り切ることでコントロールしています。

 

冷たく聞こえるかもしれませんが、そうしなければいけない理由があります。

 

役割の違い

 

急性症状の場合、患者は手術を受けたり薬をのんだりして症状を治します。

 

受動的に治療を受けることができるので、治療を施す医師や施術者が選手であり、患者の役割はそこまでありません。(見直す部分は沢山ありますが)

 

しかし、慢性症状の場合、能動的に患者自身が行動する必要が有り、実際に治療を行う選手は患者本人の役割になります。

 

問題なのは、悩みに陥った患者さんは、不安や恐怖、孤独や虚無感など、様々な感情を抱えている状態で走らなければならない事です。

 

悩みを抱えた状態は、健康な人には「平坦なマラソンコース」に見えても、まるで「険しい山道」の様に錯覚させ、足取りを重くします。

 

健康な時と不調な時とでは、現実の受け取り方にズレが生じるのです。

 

子供の頃トイレに一人で行くのが怖かった経験と同じです。

 

現実(リアル)と脳内(イメージ)のズレは、不安や恐怖といった感情を生み出して、想像上の「お化け屋敷」に患者を迷い込ませます。

 

これを「たかがお化け屋敷だろ?」と、健康な人が健康な思考で考えて、精神論や根性論で諭そうとしますが、全然違います。

 

戦争を報道でしかイメージできないのと同じで、体験しないと分からない感情は沢山あります。

 

私は体験者ですが、それでも全く同じ感情は誰にも共有することはできません。

 

話を戻します。

 

普通の状態では見る事も感じる事もできない「お化け屋敷」は、障害となってゴールに進もうとする選手の意志を挫きます。

 

だからと言って、伴走者まで一緒に悩んでいては到底ゴールに到達できません。

 

伴走者である施術者の役割は、選手である患者のペース(体調)を見ながら、走り方や、ペースアップorダウンといった具体的な内容を、冷静かつ慎重に考え指示することです。

 

もちろん、馬の耳に念仏では意味がありませんので、患者も「お化け屋敷」から抜け出すために「指示を聞く耳と行動意欲」を持ち、独りよがりを失くす努力を怠ってはいけません。

 

悩みを抱える本人の場合は、感情を選手。理性を伴走者の役割と置き換えると良いでしょう。

 

度重なる障害に、ゴールを諦めたくなる患者さんは珍しくありません。

 

「無理です」「走れません」と選手が弱気になっている時に「ゆっくり休みましょう」と言うのも時には必要ですが、ゴールするには前に進むしかありません。

 

競技のマラソンなら諦める事もできますが、慢性のマラソンは人生そのものですから、諦める事はできません。

 

「他人の悩み」と割り切る理由は、辛いのは自分ではなく患者さんなのだから、代わることが出来ない以上、早くゴールしてもらうのが最善と思っているからです。

 

感情的になって間違った指示を出せばゴールから離れていきます。

 

複雑な問題だからこそ、悩むのではなく冷静に考えなければなりません。

 

投稿日:2023年11月1日

院長 折居俊樹(おりいとしき)

院長の折居です。
あなたのお悩みを解決します!​

整体院サンテ院長

整体師

カイロプラクター

スポーツトレーナー

自律神経調整師

剣道4段

福岡市東区志賀島生まれ。海と山、両方の自然を駆け回り育った野生児。整体への追及や意欲は、患者や同業者から『異常』や『変人』と畏れられる。

カイロプラクティック(ディバーシファイド・ガンステッド)・オステオパシー(内臓マニピュレーション・頭蓋マニピュレーション)の技術を中心に取得。

慢性疼痛治療の中心となる心理療法・運動療法を心療内科医・理学療法士に師事し習得。

その他、メンタルヘルスマネジメント・栄養学・薬学・漢方薬学・認知行動療法・睡眠法・呼吸法など各専門科に師事し習得。

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