男心と女心

理想の相手と巡り合いたいのは男性も女性も同じこと。しかし、世の中そういった手合いはなかなかお目にかかれません。

結婚して「こんなはずじゃなかったわ」と愚痴を言われても困る始末です。

ならば今からでも相手を知ろうという趣旨に基づいて今回は「男心と女心」についてです。

お前なんかにわかるものか。とおっしゃりたい気持ちは重々承知しておりますが（特に女心）、完全に個人的な意見で展開してまいりますので懲りずにご笑覧ください。

さて、理想の夫婦の条件のアンケートによくあるのが【お互いを尊重している・程よい距離間・感謝を忘れないetc】みたいな良い感じのワードなのですが、結局はそれが分からないから困る！というね。何とも言い難い不満なわけです。

なので、今回はもっと実戦向きで具体的なケースを採用していきます。

ただし、モデルの男女は私の偏見です。

【ケース①】スタバでコーヒーが飲みたい

出先でホッと一息つきたい。なんて時はありませんか？

しかし、男女の心は捉え方が違います。

「どこかで一息入れようか？」

男心「コーヒーが飲みたい」

女心「スタバで過ごしたい」

…コーヒーなら缶でもコンビニでも良くないか？という男性と、過ごす環境にこそ意味がある女性。

リンゴ狩り行くなら、リンゴ買った方が早くない？とか言う人いません？

【ケース②】愚痴を聞いてほしい

職場で嫌な事があったら家で話したくもなりますよね？

ただ、話した相手が男と女では全然違ってきます。

「今日、会社で上司に文句言われてショック」

男心「そうか、ならこうしたり、ああしたりすれば良いんじゃないか？」

女心「えー、それはショックね。何もそこまで言わなくても良いのにね。」

…悩みを解決してあげたい男性と、共感して聴いてほしかった女性。

結局は本人が変わるしかないのですが、相手が求めているのは具体的なアドバイスなのか？それとも共感による心の後押しなのか？

【ケース③】この服に合う？

洋服一つ買うにも女性同士の方が盛り上がりません？

何故って？そこが男女の違いだからです。

「この服だけど買うか迷うんだよね。どう思う？」

男心「買いたいなら買えばいい」

女心「似合う似合う！いいね！」

…相手の意見で決断が変わる男性と、実は最初から決断しているのだけど相手に意見を求めてくる女性。

相手の意思をくみ取って、どんな言葉が聞きたいのか？

基本的に男性は、目的達成を信条にしています。

より効率的に、具体的に、理性的に答えを導き出すのかを大切にします。

一方で女性は、どんな時も共感が命です。

コミュニケーションは目的達成のためではなく、コミュニケーションそのものが目的です。

分かり切ったことを言って共感しない男性に女性はうんざりします。

物事に感情的になって非効率な選択をする女性に男性はうんざりします。

違った性別が一緒になるのですから、自分の価値観が相手に通じない事もあります。

ただ、そんな相手でも選ぶのはご自身なのですから、この際、きちんと相手を知るのはいかがでしょうか？

男心も女心も、意外と相手を思っての言動ばかりです。

知った上できちんと理解すれば相手の優しさが手に取るようにわかります。

何でもそうですが、知ることと、理解することは違います。

相手の心を探るのが面倒であれば、相手に直接確認しましょう。