人に親切にすると不安が解消する

「助けてくれ～」というメンタルになることは生きていれば幾度となくあります。

残念ながら誰かがいつも助けてくれるわけではありませんし、他人の助力ではどうにもならない、自分自身の問題で悩んでいるという場合がほとんどです。

そんな時、もっとも効果的な方法は『人に親切にする事』です。

何で？困っているの自分なんですけど？

他の人を助けている余裕ないんですけど？

と思うかもしれませんが、本当です。

何か手伝ってあげたり、困っている人を助けてあげたり、人に親切にすると『オキシトシン』という脳内物質がでてきます。

オキシトシンは「愛情ホルモン」とも呼ばれ、信頼関係や親近感、母性行動など、色々な場面で分泌されます。

その効果は絶大で、不安の軽減・痛みの緩和・情緒の安定など『究極の癒し』といっても過言ではありません。

子供が「怖い夢見た～」って言って眠れない時に、親の布団に泣きながら潜り込んでくる事があります。

そんな時、親がトントンしてあげていると不安がスーッと無くなって寝てくれます。

それがオキシトシンの効果です。

人に親切にしてあげると、なんだか温かな気持ちになりますよね？

身体の触れ合いがなくとも、社会的な触れ合いでもオキシトシンは出ます。

「助けてくれ～」と思っている時は、基本的に精神的に余裕がない状態です。

平気で「自分を助けてくれる人は誰も居ない」とか口にして周りを困らせます。

そう言いたくなる気持ちも、分からないわけではないんですけどね。

先に話したように『他人の助力ではどうにもならない、自分自身の問題』なので、そもそも代わりに助ける事ができません。

間違えやすいですが「助けてほしい不安な気持ち」が、本来の助けてほしい対象になります。

人助けをすると、オキシトシンの癒され効果で不安が軽減します。

なので、親切しましょう！

ちなみに当院の施術もオキシトシン分泌を狙っての内容になっていますので、究極の癒し効果に期待してください。