ピグマリオン効果

上司『○○君は仕事ができるね～！今後とも頼むよ～！！』

部下『はいっ！任せてください！』

実際に、こう言われる部下の方は成績が上がる傾向にあります。

このような現象を、教育心理学では「ピグマリオン効果（ローゼンタール効果）」と呼ばれています。

ピグマリオン効果とは【他者に期待されることによって成果があがる現象】のことです。

もちろん、期待をかけている人、皆が皆上手くいくわけではありませんが、逆だとどうでしょう？

「あなたには期待はしていないが、まぁ頑張ってくれ」

「コノ野郎・・・見返してやる」という変な気は出るかもしれませんが、純粋にやる気がでる人はそうそう居ないと思います。

むしろ、モチベーションの低下とともに成績が低下してしまいます。

ちなみにこれを「ゴーレム効果」と言います。

つまるところ、人は【他人からの期待に応えようとする心理】を持ち合わせていて、その結果が期待と結びつく可能性は大いに在る。

ということです。

ピグマリオン効果と似たような現象に『ホーソン効果』という現象もあります。

「期待」に応えようとするピグマリオン効果と違い、ホーソン効果は「注目」されていることで、成果を発揮しようとする心理です。

大きな試合の時ほど、実力が発揮されるのは、まさにホーソン効果と言えるでしょう。

おわかりの通り、ピグマリオン効果やホーソン効果は、自己暗示の類です。

『周りに期待や注目をされているんだ！』

と言う、心理や意識が本人のパフォーマンス向上に繋がっているのです。

実はこれは、セルフでも効果があると証明されているのです。

自信過剰やビックマウスなど、色々言いますが、私はそれで良いと思っています。

自信を持つのと、努力を怠るのは全く別です。

自分ならやれる！と、自らが一番信じて行動しましょう！

きっと見合った成果が出るでしょう。

かく言う私も、自分より優れた整体師は居ない。と新人の頃から思うようにしています。

その方が、自分が劣っている時に頑張れるからです。

自分に期待しましょう！

やればできる！！