機能性ディスペプシア(FD)でお悩みの方へ

機能性ディスペプシア(FD)でお悩みのXさん。

一年ほど前から、胃の周辺に不快感があり、逆流性食道炎や、食欲不振、胃痛などの症状に悩まされてきました。

過敏性腸症候群は腸周辺の《下腹部》の不調ですが、機能性ディスペプシアは、《上腹部》の胃の不調です。

どちらも心身症の代表的な症状で、もちろんハッキリとした原因は不明。

Xさんの場合、就職のため福岡に住むこととなり、生活環境が一変した事による心理社会的要因が大きく影響していました。

親元を離れる事で、規則性が乱れる。

地元を離れる事で、休日の過ごし方が変わる。

慣れない環境で、新しい仕事にも追われるなかで、生活のペースが掴めない。

心理社会的要因そのものも、ストレスになり脳に負荷をかけますが、一番怖いのは

それにより、生活習慣が乱れてしまい、QOLが低下してしまう事です⤵️⤵️⤵️

それらを事細かく説明して、慢性疼痛とはどの様なモノなのかをしっかりと理解していただきました。

ペーシングも上手にこなせていたので、施術9回目で不調がほぼ消失。

施術間隔を１ヶ月あけてみましたが、調子はずっと良好との事でした。

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一人暮らしを初めて、身体に不調をきたす患者さんは、とても多いです。

ですが、その不調は、いくら画像や検査で調べても原因不明な事が多いです。

何故なら、心理社会的要因は検査ではうつらないから。

当院は、慢性症状専門です。

そして、慢性症状は必ず心理社会的要因を含みます。

仕事柄出張が多く、年に何度か2～3週間国内外に赴き、取引先と打ち合わせをしたり、見込み顧客に会ったりします。初めて会う人も多いし、長くお付き合いしている取引先との関係維持、食事会や打ち上げパーティーなど、神経を使うシーンがとても多いです。

そのためか、出張中に胃が痛くなることが頻繁にあり、心配になったので胃カメラ検査を行いました。

結果は特に問題無しとのことで、「なるべくストレスをためないようにしましょう」というおざなりのアドバイスでした。

しかし仕事を辞めるわけにもいかず、次の出張が怖くなり、困って折居先生に施術してもらいました。

通っている間にも出張に出なくてはいけなかったのですが、出張中の乱れた食生活でも胸やけや胃もたれになっていないことに気が付きました。

その後しばらく通い続け、今はもう胃痛とは無縁の生活をしています。先生、ありがとうございました。この状態を保ちたいので、定期的に通わせてもらいます。